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マンション管理士・管理業務主任者資格取得Navi

マンション会計の解説

マンション会計

マンション管理士:2問
管理業務主任者:2~3問

簿記を学習したことがある人は、スムーズに理解できる分野であると思われますが、『会計』という分野に触れたことがない人にとっては、やや抵抗感があるかもしれません。しかし、安心して下さい。マンション会計分野は、他の分野に比べて基本的な理解と演習が出来ていれば全問正解する事が可能な科目ですので、積極的に学習しましょう。基礎を習得し、どんどん問題演習をすることが基本スタンスとなります。当サイトでは、マンションの会計を簡単にご紹介していますので、まずはこちらを確認してみて下さい。

 


マンションを適正に管理していくためには、何が必要不可欠なのか!?当然の事ですが、お金が必要です。お金があれば必ず良いマンションになるかどうかは別ですが、必要条件としてのお金は必要です。


専有部分は、それぞれの区分所有者が各自の費用負担と裁量で管理しますが、共用部分は、管理組合が主体となって維持・管理を行います。共用部分にある設備の日常の維持・メンテナンスや定期的な修繕工事、管理組合を運営するためにはお金がかかります。


その原資はどこからくるのでしょうか?当然、それぞれの区分所有者がお金を出し合って、そのお金を使うことになります。「みんなで使うところの維持・管理には、みんなでお金を出し合いましょう♪」というのが基本的な考え方です。(共用部分からの利益を得る対価でもあります。)


管理組合が管理費や修繕積立金等という名目で区分所有者から徴収しますが、そのお金の使途を分かり易く把握し、お金の処理の状況を透明にするために、マンション会計のルールに従って処理を行います。まずは、『実態としての現金の動き』と帳簿の記載方法との関係を理解しましょう。


例えば、子供のお小遣帳だと、ある特定の月で「1,000円のお小遣をもらって、500円お菓子をかったら、500円が今月の余り」という感じでシンプルに収支を把握すると思いますが、マンションの会計処理を行う場合は、未収金や未払金といったような言葉(考え方)が出てきます(お小遣帳にも当然適用することはできますが・・・)。

これは、管理費等の滞納があった場合や、工事をA社に発注して工事は完了しているけども、まだ現金は支払っていないようなケースで生じます。管理費等を請求して債権が発生した時点、工事が完了し請負代金の支払いが確定し債務が発生した時点で、帳簿にお金の状況を記さなければなりません。この時は、『実態としての現金の動き』は伴ってはいません。債権、債務が発生した時点で、帳簿に記載しなければならないことから、マンション会計は『発生主義』とも言われています。単年度での収支状況を把握する決算書や資産の状態を記した貸借対照表等の帳簿があり、それぞれの帳簿と帳簿の関係性も十分に理解しておく必要があります。


また、管理組合は収益事業を行うような団体ではありませんので、公益法人の会計処理に準じる会計処理方法をとっています。「今期はいくら儲かった!いくら損した・・・」といった考え方ではなく、「予めたてた予算に対して、今期の実績は、ずはり!こうでした。。」といったような考え方であることから、『予算主義』とも呼ばれています。


さて、出題数ですが、マンション管理士、管理業務主任者共に2問程度の出題があります。管理業務主任者試験は、発生主義による「仕分け」問題が中心となっています。一方、マンション管理士試験は、「仕分け」問題や「文章による会計処理方法」の問題が出題されています。まずは、過去問題を見てイメージをつかみましょう。たかが2問ですが、全問正解することが合格に大きく影響を与える分野ですので、是非全問正解目指して取り組んでみましょう。

【区分所有法】
第十九条(共用部分の負担及び利益収取)  各共有者は、規約に別段の定めがない限りその持分に応じて、共用部分の負担に任じ、共用部分から生ずる利益を収取する。
第二十条(管理所有者の権限)  第十一条第二項の規定により規約で共用部分の所有者と定められた区分所有者は、区分所有者全員(一部共用部分については、これを共用すべき区分所有者)のためにその共用部分を管理する義務を負う。この場合には、それらの区分所有者に対し、相当な管理費用を請求することができる。
2  前項の共用部分の所有者は、第十七条第一項に規定する共用部分の変更をすることができない。

【改正マンション標準管理規約(単棟型)】
第25条(管理費等) 区分所有者は、敷地及び共用部分等の管理に要する経費に充てるため、次の費用(以下「管理費等」という。)を管理組合に納入しなければならない。
一管理費
二修繕積立金
2 管理費等の額については、各区分所有者の共用部分の共有持分に応じて算出するものとする。

必要最低限のポイントが初心者にも分かり易く図示・図解されたテキスト等もありますので、バイブルとして一冊手元に置くことをおススメします。

【関連】
※会計の出題数などの状況は、過去問題・試験の分析でご紹介しています。
マンションの会計とは?(1)
マンションの会計とは?(2)

分野別解説一覧

区分所有法
民法
マンション管理適正化法
標準管理規約・標準管理委託契約書
被災区分所有法・マンション建替え円滑化法
建築基準法
修繕、建築・設備
マンション会計
その他の法令等

 

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