試験科目・分野別の解説

試験科目の解説と学習方法
・マンション管理士の試験科目・出題範囲はこちら。
・管理業務主任者試験の試験科目・出題範囲はこちら。
■区分所有法
マンション管理士、管理業務主任者試験では、この区分所有法がまさに『主役』となります。区分所有法を理解せずして、合格はまず有り得ません。法律上の区分でいくと、区分所有法は、民法の『特別法』という位置づけです。続きを読む
◆出題状況 |
マンション管理士: 12~17問前後 |
管理業務主任者: 4~6問前後 |
■民法
言わずと知れた民法は、社会生活の様々な場面で登場し、権利関係や契約行為、財産に関する事等、とても幅広く定められています。例えば、何か物を買う行為も、売買契約という民法上の法律行為になりますし、嘘をついたり(心理留保)、物をあげる行為(贈与)も民法でしっかりと定められています。続きを読む
◆出題状況 |
マンション管理士:5~6問前後 |
管理業務主任者: 7~10問前後 |
■マンション管理適正化法
立場上の違いはあるものの、マンション管理のプロであるマンション管理士や管理業務主任者にとって、マンション管理適正化法の理解・習得は欠かせません。
本試験でも、毎年5問程度は出題されています。続きを読む
◆出題状況 |
マンション管理士: 5問前後 |
管理業務主任者: 5問前後 |
■標準管理規約・標準管理委託契約書
標準管理規約からの出題は、例年、若干の差はあるものの両方の試験に必ず出されます。区分所有法を十分理解したら、その次は標準管理規約の学習に取り掛かりましょう。続きを読む
◆出題状況 |
マンション管理士: 標準管理規約 4~9問前後 、 標標準管理委託契約書 1問前後 |
管理業務主任者: 標準管理規約 7~9問前後、標標準管理委託契約書 3~4問前後 |
■被災区分所有法・マンション建替え円滑化法
被災区分所有法は、管理業務主任者試験で出題された実績がありますが、上記の通り、出題されるとしても1問程度だと思われます。災害がないことを祈りますが、阪神・淡路大震災のような大規模な地震等の災害が発生し、続きを読む
◆出題状況 |
マンション管理士: 被災区分所有法 0~1問前後、 マンション建替え円滑化法 0~1問前後 |
管理業務主任者: 被災区分所有法 0~1問前後、 マンション建替え円滑化法 0~1問前後 |
■建築基準法
建築業界の人や建築基準法を勉強した事がある人にとっては、有利ですが、全くの初心者には学習しづらいと言える分野だと思います。マンション管理士、管理業務主任者試験での建築基準法は、細かな知識が問われています。設問によっては続きを読む
◆出題状況 |
マンション管理士:2問前後 |
管理業務主任者: 3~6問前後 |
■修繕、建築・設備
マンション管理士試験では、例年後半の36問目あたりから10問立て続けにこの分野の出題があります。過去には、長期修繕計画作成ガイドライン及び同コメント、建物の劣化状況の調査・診断、外壁の改修工法、冬季の結露対策、続きを読む
◆出題状況 |
マンション管理士: 10問前後 |
管理業務主任者: 5~7問前後 |
■マンション会計
簿記を学習したことがある人は、スムーズに理解できる分野であると思われますが、『会計』という分野に触れたことがない人にとっては、やや抵抗感があるかもしれません。しかし、安心して下さい。続きを読む
◆出題状況 |
マンション管理士: 2問 |
管理業務主任者: 2~3問 |
■その他の法令等
マンション管理士、管理業務主任者試験では、区分所有法やマンション管理適正化法等の主要法令以外に、1問単位で様々な関係法令等からの出題があります。まずは、平成19~21年にどのような法令等が出題されたのかを確認してみたいと思います。続きを読む
◆出題状況 |
マンション管理士:4問前後 |
管理業務主任者: 4~6問前後 |