マンション管理士 試験科目・出題範囲・過去問題

試験科目・出題範囲
オフィシャルには次のようになっています。色々と記載されていますが、やはり、法律に関連する問題のウェイトが非常に大きいです。中でも、特に次の4分野は出題数も多く受験者の多くが得点源としますので、合格するためには絶対に避けては通れない分野です。
1.区分所有法、2.民法、3.マンション管理適正化法、4.標準管理規約
※当サイト内掲載の試験科目の分野別解説はこちら⇒試験科目・分野別の解説
(1)マンションの管理に関する法令及び実務に関すること | ■建物の区分所有等に関する法律 ■被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法 ■マンションの建替えの円滑化等に関する法律 ■民法(取引、契約等マンション管理に関するもの) ■不動産登記法 ■マンション標準管理規約 ■マンション標準管理委託契約書 ■マンションの管理に関するその他の法律 ・建築基準法 ・都市計画法 ・消防法 ・住宅の品質確保の促進等に関する法律等) 等 |
(2)管理組合の運営の円滑化に関すること | ■管理組合の組織と運営(集会の運営等) ■管理組合の業務と役割(役員、理事会の役割等) ■管理組合の苦情対応と対策 ■管理組合の訴訟と判例 ■管理組合の会計 等 |
(3)マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること | ■マンションの構造・設備 ■長期修繕計画 ■建物設備の診断 ■大規模修繕 等 |
(4)マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること | ■マンションの管理の適正化の推進に関する法律 ■マンション管理適正化指針 等 |
試験の一部免除
管理業務主任者試験に合格した場合は、次の通りマンション管理士試験の一部が免除されます。
1.免除問題数
5問(50問中)
2.免除対象問題
マンション管理の適正化の推進に関する法律
3.短縮時間
10分間
つまり、通常は50問・120分間の試験内容が、45問・110分の試験となります。マンション管理の適正化の推進に関する法律の問題は、問題の後ろから数えて5問(46問目~50問目)に相当します。この分野を全問正解したことと同じような扱いを受けることができますので、管理業務主任者合格者には大変大きなアドバンテージとになります。
ちなみに、マンション管理士合格者は同じく管理業務主任者試験を受験する際に5問免除の措置を受けることができます。
管理業務主任者を踏み台にして、ステップアップ合格という方法もマンション管理士合格への一つの近道かもしれません。
過去問題
過去問題は、試験対策をする上で最も参考になる資料ですので、問題集等で全ての年の問題を確認することをお勧めします。傾向と対策!傾向のエッセンスが詰った過去問題集は、1冊は必ず手元に置いておきましょう。
当サイト内掲載の過去問題集はこちら⇒過去問題・試験の分析
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「過去問題集なくして、合格なし!」といっても過言ではありません。